Ver. 5.0

Ver. 5.0 の新機能をご紹介します。より自然にお使いいただけるよう、機能を見直し、改善を続けています。

リボンUIの導入

Excelはじめ Microsoft Office シリーズでおなじみの「リボン・インターフェイス(リボンUI)」を全面採用しました。これによって操作性・安定性が向上しました。使い勝手はこれまでと変わらないように工夫しています。

「ファイル」の次に「ナルド」というタブが追加されています。ここから「ナルドの壺」の全機能をご利用いただけます。


タブに表示されるボタンや入力ボックスは、表示中のシートによって切り替わります。

ボタンにカーソルを合わせると、簡単な説明が表示されます。

書類は日付を変更すると自動的に再作成されます([Enter]キーで変更確定)

試算表の追加

出力書式として、ご要望の多かった試算表 (Total Balance, T/B) を追加しました。

指定した期間内のすべての仕訳を、科目ごとに借方と貸方に分けて集計し、合計や残高などを表示する書式です。同時に、収入支出と資産負債が整合していることを確認できます。入力内容のチェックにご活用いただけます。

[設定]で、明細・繰越の表示有無を選択できます。出入りのなかった科目を非表示にすることもできます。

※書類のオプションは、従来各シート上にあったものを、Ver. 5.0では「各種設定」にまとめています。

チェック機能の追加

科目設定・年度など、設定上の問題で発生するトラブルを、未然に回避するためのチェック機能を追加しました。

  • 科目設定:同名科目の存在、分類の記載、会計繰越額と資産負債額の整合、科目と明細合計の整合などのチェック

  • 年度:「次年度更新」が必要な場合や、複数年のデータが存在して繰越額などが正しく表示されないと思われる場合にメッセージ表示

  • 元帳:設定に存在しない科目・明細を含む仕訳を一覧表示する「※未登録科目」機能を追加

その他

今回もきめ細かい改善をしています。

  • 定型仕訳の「分類」を廃止:設定手順を減らし、シンプルに使えるようにしました。

  • 週次報告・月次報告:「変動のない項目を表示しない」オプションを追加

  • 週次報告・月次報告:「繰越額を表示」で繰越額+収入/支出も表示するように変更

  • 収支計算書:「繰越額を表示/非表示」のオプションを追加

  • 決算報告:「特別会計を表示/非表示」のオプションを追加

  • マルチディスプレイ環境でのフォームの表示位置を調整

  • 元帳:高速化

  • その他、動作不具合の修正