謝儀の仕訳

謝儀に関する会計処理と、ナルドの壺の使い方をまとめました。処理方法は教会によって異なり、下記は一例です。これらの仕訳を、定型仕訳として登録しておくと便利です。

謝儀の支払時

【例】下記の通り、謝儀の中から、源泉徴収・保険料個人負担分を差し引き、普通預金(ゆうちょ銀行)からお支払いした。
  額面:300,000円
  差引額:60,000円
   うち、源泉徴収:所得税10,000円、住民税10,000円
   うち、社会保険料個人負担:健康保険20,000円、年金20,000円
  入金額:240,000円

仕訳入力フォームの[振替]タブで入力します。借方は謝儀の額面、貸方は源泉徴収等の預り金と、普通預金の入金額となります。初期状態での表示は5行目までですが、5行目まで入力すると、6行目以降が自動的に表示されるようになっています。

社会保険料の支払時

【例】下記の合計80,000円を普通預金から支払った。
  健康保険料40,000円(個人負担20,000円、教団負担20,000円)
  年金保険料40,000円(個人負担20,000円、教団負担20,000円

仕訳入力フォームの[振替]タブで入力します。借方は、預り金と諸保険等掛金(※)貸方は普通預金となります
「諸保険等掛金」の科目名は、福利厚生費、法定福利費など、教会により異なります。

源泉所得税の支払時

【例】源泉所得税半年分(60,000円)を普通預金から支払った

[入金・出金]・[振替]どちらのタブでも入力できます。借方は各月預り金、貸方は普通預金となります。