複数の担当者で編集

会計データのファイルを、ふだんは教会のパソコンに置いておいて、ときどき会計担当の方の家のパソコンでも作業したい、という場合があると思います。

「ナルドの壺」のライセンスでは、1つの団体でご利用いただく限り、ご利用いただくコンピュータの数などに特に制限を設けておりませんので、問題なくご利用いただけます。 ファイルを共有する方法としては、以下があります。

  • USBメモリに入れて持ち帰る

  • NASやサーバに入れて、会計担当者にアクセス権を付与する

  • クラウドを利用してファイルを共有する

USBメモリでやりとりするのは、シンプルで良い方法ですが、家に置き忘れたり、どれが最新かわからなくなったりします。不便を感じる場合は、クラウド(インターネット経由のファイル共有)を使う方法があります。

無料で利用できるクラウド環境は、Google Drive、Microsoft OneDrive 等、いろいろあります。ここでは同期が自動的にできて安定している Dropbox を使う方法をご紹介します。

  1. Dropboxのアカウントを用意します。教会用と、会計担当の方の個人用の、2つを用意します。(Dropboxの無料アカウントの容量は2GBです。このリンクから登録するとボーナス容量が500MB追加されます。)

  2. DropboxのWebサイトに、教会用のアカウントでログインします。教会用のPCのDropboxフォルダ内に、共有用のフォルダを作成します。

  3. 作成した共有用のフォルダの[オプション]から、会計担当者に招待メールを出します。

  4. 会計担当者が、招待メールからDropboxのサイトにログインします。招待を[承認]すると、会計担当者のPCのDropboxフォルダ内に、共有用のフォルダが新しく作成されます。

共有用フォルダの内容は、Dropboxを介して、教会用のPC・会計担当者のPCで同期されます。「ナルドの壺」以外のファイルも同期できて便利です。同じファイルを、それぞれのPCでたまたま同時に編集していた場合も、別々のファイルとして保存され、勝手に上書きされることはありません(→説明