入力支援機能
毎週、毎月、たくさんの仕訳を入力するのは大変な作業。間違いを減らし、すこしでもラクに入力するため、「ナルドの壺」ではいろいろな支援機能を用意しています。とくに意識しなくても、多くの機能は自然に動作します。また、積極的に活用することで、大幅に作業量を減らすことができるかもしれません。
重複仕訳の指摘
すでに入力されているのと非常に似た仕訳が入力された場合、メッセージが表示されます(日付・科目・明細・氏名が一致する仕訳)。入力をキャンセルすることも、続行することもできます。
貸借不一致の指摘
[仕訳形式]の入力で、借方・貸方の金額が一致しない状態で入力しようとすると、貸借不一致のメッセージが表示されます。場合によっては次の「金額の補完」が働く場合もあります。
金額の補完
[仕訳形式]の入力で、借方・貸方の (1) 片方の金額が0で、かつ、(2) 金額が0である方の科目がひとつだけの場合、相手方の合計金額を補完するメッセージが表示されます。(補完のメッセージは表示しない設定もできます。)
[OK]を押すと金額を補完して入力を続行します。相手方がすべて「現金」や「普通預金」であるような、複数行の仕訳をよく入力する場合に便利です。
名簿の自動登録
氏名:名簿に登録していない氏名を入力した場合、「名簿に登録しますか?」というメッセージが表示されます。[はい]を押すと名簿登録画面に移行します。
月定献金月額:名簿に登録してある氏名を選択して月定献金を入力した場合、その額が名簿に登録されていないか、または、名簿に登録されている金額と異なるとき、「献金月額を登録しますか?」というメッセージが表示されます。[はい]を押すと金額が登録されます。
重複登録の指摘:すでに名簿にある氏名と似た氏名を新しく入力しようとした場合、メッセージが表示されます(半角/全角、かな/カナ、スペースの有無だけが異なる場合や、非常に似た漢字で名前が登録されている場合)。入力をキャンセルすることも、続行することもできます。
摘要欄の入力支援
摘要のボックスに何も入力していない状態で、右端の▼をクリックすると、以前入力した摘要を選択して入力することができます。摘要欄に数文字入力すると、その文字列が含まれる摘要だけが表示されます。
摘要を選択したあと、一部を変更したり追加したりすることもできます。摘要の体裁をできるだけ揃えておくと、あとで見返したときにわかりやすくなります。また、元帳での検索でも摘要を利用できるようになります。
メッセージの抑止
よく利用する操作について、確認メッセージが煩わしい場合、「今後、このメッセージを表示しない」にチェックを入れると、以降表示しません。
再び表示する場合は、[その他設定]の[非表示にしたメッセージを再び表示]ボタンを押します。
仕訳入力後の動作
仕訳を入力した後の動作は、標準では以下になりますが、ご利用スタイルに応じて変更できます。詳細はその他設定の「入力後の動作」をごらんください。
氏名・金額・摘要をクリア
それ以外(科目・明細など)は残す
要修正箇所の表示
仕訳の修正時、未登録科目の明細がある場合や、明細が登録されているにもかかわらず記入されていない場合、仕訳入力フォームの該当欄に色がつきます。