設定サンプル
前年度の「決算報告」から「ナルドの壺」の初期設定をする例をご紹介します。以下の設定例はこちらからダウンロードできます。
シンプルな例:特別会計なし、明細なし
シンプルな例:特別会計なし、明細なし
最もシンプルな設定例です。
特別会計がない
科目に明細(小科目)がない
この場合の「ナルドの壺」の設定は下のようになります。以下の点にご注意ください。
現金・預金は分類を「現金預金」とします。
月定献金は分類を「月定献金」とします。明細(◯月分)は設定しません。
前期繰越額を「会計」の繰越額欄に記入します。
やや複雑な例:特別会計あり、明細あり
やや複雑な例:特別会計あり、明細あり
以下のような場合の設定例です。
特別会計がある
科目に明細(小科目)がある
この場合の「ナルドの壺」の設定は下のようになります。以下の点にご注意ください。
特別会計の前期繰越額を会計別に繰越額欄に記入します。
特別会計にも月定献金を設定できます。
【会堂】等は、特別会計の略称です。「ナルドの壺」では、この略称が先頭につく科目を特別会計として扱います。
「ナルドの壺」では、資産負債科目には、通常会計・特別会計の区別はありません。特別会計の資産を別口座にしている場合は、普通預金または定期預金の明細を、通常会計用と特別会計用に分けて設定する形になります。
実際には、上記よりもはるかに複雑な勘定科目や、多数の特別会計で、運用しておられるケースもあります。ナルドの壺は、科目の数や会計の数にとくに制限はありませんので、複雑な会計にも対応できます。ただ、口座や勘定科目や特別会計が多いと何かと煩雑です。本当に必要であるか、設定の機会に見直すのもよいでしょう。