お問い合わせの多い内容を Q&A 形式でご紹介します。
400以上の教会にてご利用いただいております。
教会の規模は大小さまざまです。小さな教会でも、大規模な教会 (教会員300名~、年間仕訳1万件~)でも、快適にお使いいただいております。
ご利用の地域も、北から南まで広がっています。お近くでご利用中の教会をご紹介することもできます。お気軽にお問い合わせください。
はい、もちろんお使いいただけます。実際、ご利用いただいている教派・教会も多数あります。
ナルドの壺は、出荷状態では、日本キリスト教団の教会で一般的に用いられている科目を設定してありますが、設定次第で、さまざまな方式の会計に対応できるしくみになっています。
いくつかの教派(日本イエス・キリスト教団など)については、教団報告書類にあわせた科目設定のフォーマットも用意しておりますので、開発者までお問い合わせください。
幼稚園など、教会以外の団体の会計にご利用いただいているケースもあります。対応可能かどうかご不明な場合は、お気軽にご相談ください。
「ナルドの壺」は複式簿記の会計ソフトです。仕訳帳・元帳(総勘定元帳)・損益計算書・貸借対照表を作成できる「正規の簿記の原則」を満たす方式になっています。
家計簿のように入出金だけを記録する単式簿記はシンプルですが、現金預金など複数の入出金元を扱う場合や、預り金や前受金などを扱うのは難しくなります。
複式簿記は、取引の原因と結果を同時に入力する方式です。上記のようなやや複雑な場合にもスムーズに対応できます。毎月の収支の状況や、現時点での資産状況が、誰が見てもわかるようになります。
コンピュータ、および、Excelの操作に慣れているかどうか、また、簿記に慣れているかどうかによって、かなり差があります。ただ、少なくとも日常的な仕訳の入力については、とくにトレーニングというほどの練習は必要ないようです。
会計ソフトを使う中で難しいと感じる点は、コンピュータの問題よりも、どういう支出をどの科目として登録するかといった会計の問題であることのほうが多いようです。これは定型仕訳機能を利用することで多少は軽減されます。
いっぽう、各教会に合った会計科目や書式を整えて、利用開始するまでの初期設定は、どうしても複雑になります。そこで、メールで初期設定をお手伝いするサポートサービスをご用意しております。利用開始初年度だけサポートをご利用いただくこともできます。
ソフト自体は、初期設定が済めば、すぐに使えるようになりますが、従来の会計方式からの移行には、一定の時間が必要かと思います。
これまでの例では、従来の方式から、ナルドの壺を中心とする方式に移行する際は、おおむね半年~1年ほど、両方式を併用したというケースが多いようです。
はい。「ナルドの壺」のライセンスでは、ひとつの教会・団体の会計のためにご利用いただく限り、コンピュータの利用台数にはとくに制限を設けていません。
ふだんは教会のパソコンで、ときどき自宅に持ち帰って、という使い方も問題なくできます。Dropboxなどのクラウドを利用してファイルを共有することもできます。
ソフト概要「動作環境」をごらんください。
試用版をご用意しております。試用版は、保存数に制限がありますが、それ以外は製品版と全く同じです。
このサイトで説明書を随時更新しています。紙の説明書は用意しておりませんが、このサイトを印刷していただくことは可能です(→説明書を印刷したい)。
会計ソフトは継続性が重要です。「ナルドの壺」は2009年の公開以来、一貫してメンテナンスを続けています。
しかしソフトウェアは、どんなものであっても、更新を停止せざるをえなくなる場合があります。また、さまざまな環境変化に伴い、他ソフトへの移行が必要になる場面が生じます。
「ナルドの壺」では、ユーザの入力したデータを、すべてExcelのシートとして表示できるように設計しています。 シートをCSV形式で出力すれば、「弥生会計」など他社ソフトで利用可能な形式に変換することも、 移行先のソフトに関する知識とスキルがあれば十分に可能です。
また「ナルドの壺」のファイルは、一般的なExcel形式なので、Microsoft Excelの入っているWindows PCであれば開くことができます。アプリケーション独自形式のファイルが必要なソフトに比べると、ファイルを開く環境が用意できなくなる事態は発生しにくくなっています。