よくある質問
動作がおかしい
まったく動かない/メインメニューが表示されない
正常に動作していると、ファイルを開くと「メインメニュー」が表示されます。
メインメニューが表示されない原因として最も多いのが、マクロ(VBA)が動作しない設定になっていることです。 セキュリティ設定の項をご参照ください。
前回利用時の異常終了や、他のソフトの影響によって、動作しない場合があります。その場合、いったん(ファイルを閉じるだけではなく)Excelを終了し、あらためて開始してください。
Microsoft OneDrive や Google Drive など、ファイルがクラウドにおいてある状態では、VBAは動作しません。ローカルフォルダで実行してください。
動作がおかしい/とつぜん動かなくなった
突然動かなくなった場合、これまでと異なる動作をした場合、ふだんは出ないエラーメッセージが出た場合は、操作を中断して、下記を行ってください。
Excelを終了し、Windowsを再起動後、あらためてファイルを開いてください。
問題が解決しない場合、新品(=何もデータの入っていない状態)の最新版の「ナルドの壺」ファイルに、現在お使いのデータをインポートしてください。インポートが成功すれば、多くの場合、問題が解決します。
ファイル名に[修復済み]とついている
[修復済み]とついているファイルは使わず、強制終了する前のファイルから再開してください。
※PCのトラブル等でExcelが強制終了した場合、システムが自動保存したファイルに[修復済み]とつきます。しかし自動修復は完全ではなく、多くの場合、プログラムは正しく動作しません。
入力したはずのデータが消えている
「ナルドの壺」の仕訳データは、通常のExcelシートと同じ形式で保存されていますので、データの一部分だけが消えることは、ほぼありません。下記をご確認ください。
仕訳の日付(たとえば、日付の年度が異なっているなど)
非常に似た名前のファイルがないか
同じ名前で別のフォルダに保存しているファイルがないか(たとえばバックアップ目的で、PC本体と別にUSBメモリに保存しているなど)
入力したはずの仕訳が元帳や書類に表示されない
その仕訳が[仕訳帳]で表示されるかどうかをご確認ください。
[仕訳帳]で表示されない場合、そのデータは「ナルドの壺」に保存されていません。再入力してください。
[仕訳帳]で表示される場合、そのデータは「ナルドの壺」に保存されています。よくあるのは、年度途中で科目名を微妙に変更したケースです。[仕訳帳]で、問題となっている仕訳のあるセルを選択して[修正]ボタンを押すと、[科目・明細]で設定されていない科目や明細はピンク色の背景で表示されます。
仕訳帳などのシートを直接修正してもデータに反映されない
「ナルドの壺」では、仕訳データを仕訳帳のシート自体ではなく、非表示の[DB]シートで管理しています。仕訳帳をはじめ各種の会計書類は、表示時にDBシートからデータを読みこんで生成しています。 したがって、仕訳帳シートにデータをコピー&ペーストしても、ナルドの壺のデータとしては認識されず、新しく仕訳帳を作成すると上書されます。他の会計書類についても同様です。
昨年度のデータも表示される
「ナルドの壺」は1年度1ファイルになっています。 新年度に入るときは、次年度更新を行って新年度用のファイルを用意してください。
科目設定シート/名簿シートの見た目が変わった
データをインポートする際、セルの書式がいったん消去されることがあります。 [自動書式]ボタンを、いったんオフにして、オンにしてください。 科目設定シート/名簿シートが正しく設定されていれば、元通りに色がつきます。
金額や日付が####で表示される
Excelでは、数値の桁に対してセルの幅が足りない場合、表示が####となります。 画面上では正しく表示されていても、印刷すると####になることもあります。
下の手順で列幅を広げることができます。
[校閲] タブ [シート保護の解除] を押し、シート保護を一時的に解除します。
列の幅を広げます。列選択ボタンの間にマウスカーソルを持っていくと、下のように形が変わります。右にドラッグすると、左の列の幅が広がります。ダブルクリックすると、自動的に幅が調整されます。
仕訳帳の [上へ ] [下へ ] がスムーズに動かない
仕訳帳の表示件数が多いと、移動に時間がかかる場合があります。年度全体を表示している場合、指定する期間を狭くすると、スムーズに動くようになります。
計算が合わない
繰越額が合わない
科目設定シートの繰越額をご確認ください。会計の繰越額は、会計の欄に記入します。各科目に記入するだけでは反映されません。
科目の繰越額は、科目の欄に記入します。明細に記入するだけでは反映されません。科目の繰越額セルをクリックをすると、明細の繰越額の合計を入力できます。
見込額が合わない
決算報告の「見込」額は、以下の式で機械的に計算しています。
現在の収支 ÷ (経過日数/365)
そのため、季節性のある科目(夏期献金、クリスマス献金など)については、 見込額が不自然になる場合があります。変更が必要な場合は、決算報告を他シートにコピーしたうえで、 手作業で修正してください。
資産・負債に不明な金額がある(貸借対照表、財産目録など)
入力した仕訳が二重に表示される
同じ科目名が重複して登録されている場合に発生します。 とくに、収入と支出で同じ科目名を設定されている場合が多いです。 ナルドの壺では、同一の科目名を複数利用することはできません。
この現象が発生した場合、まず科目名の重複を解決してください。 たとえば「対外献金」が収入科目と支出科目の両方にある場合、 収入を「対外献金_収入」、支出を「対外献金_支出」のように、異なる名前にします。 その後、もとの「対外献金」を用いた仕訳を元帳で検索して削除し、 新しい科目名で入力し直してください。
※科目名・明細名に重複がある場合、書類作成時にメッセージが表示されます。(Ver.5.1~)
月定献金の明細(1月分~12月分)が二重に表示される
月定献金の明細(1月分~12月分、次年度分、過年度分)は システムで自動的に追加されますので、 [科目明細]シートで設定する必要はありません。 もし設定すると二重に表示されます。
(正)月定献金の明細は設定不要
(誤)月定献金に手動で明細を設定した状態
次年度更新
次年度更新ができない
次年度更新「うまくいかない場合」をごらんください。
次年度更新後に前年度の仕訳を見たい
次年度ファイルを作成しても、前年度のファイルはそのままの状態で保存されています。これまでと同じように、開いて見ていただくことができます。
次年度更新後に前年度の仕訳を修正したい
次年度更新とデータ移行(バージョンアップ)はどちらを先にするか
どちらが先でも大丈夫ですが、バージョンアップを先にするのがおすすめです。新しいバージョンでは、データ移行がスムーズになる支援機能が追加されていたり、不具合が解消されていたりする場合があります。
リボン
リボンが表示されない・操作のたびにリボンが隠れる
リボンの右端にある下向き矢印のアイコンをクリックすると「リボンを表示」メニューが表示されます。「常にリボンを表示する」を選択すると、リボン表示を固定できます。
Excelのバージョンによっては、リボンの右端に、画鋲のアイコンがあることもあります。その場合は、クリックするとリボン表示を固定できます。
リボンの項目が表示されない/丸い印に変わっている
ウィンドウの幅を広げると、リボンの項目が表示されます。
リボンの文字を大きくしたい
Windows10の機能で、リボンの文字を大きくすることができます。
設定にある「簡単操作のディスプレイ設定」を開きます。検索ボックスから開くこともできます。
元の状態 (100%)
「文字を大きくする」で100%→150%にした場合:リボンの文字だけが大きくなる
「全体を大きくする」で100%→150%にした場合:リボンの文字もシートの文字も大きくなる
上記の他に、セルの文字を小さくして、画面解像度を変更することで、リボンを大きくする方法もあります。Excel画面右下の「シート表示倍率」を調整すると、リボンの文字はそのままで、セルの文字の大きさだけが変化します。
こんなことをしたい
明細欄に自由に入力したい
メインメニュー[設定をする]→タブ[その他の設定]で[明細欄の自由入力を許可]にチェックを入れてください。初期状態では、あとで明細で集計しやすくするため、あらかじめ登録した明細だけを入力できるようになっています。
フォーム入力中に別のExcelブックを見たい
Excel2013以降の場合、別のExcelブックを別プロセスで起動することで可能です。操作例は以下になります。→解説(外部サイト)
タスクバーのExcelアイコンを右クリック
[Excel20xx]というアイコンを[Alt]を押しながら左クリック
「新しく別のExcelを起動しますか?」に「はい」を選択
書類のフォントを変更したい
フォントの変更をご覧ください。
説明書を印刷したい
下のように、左に目次が出ている状態で印刷をすると、説明に目次がかぶってしまう場合があります。
ブラウザの表示の横幅を小さくすると、左の目次が消えて、かわりに左上に三本線が出ます。この状態で印刷を実行すると、目次がかぶることはなく、それなりに読める状態で印刷できます。
このサイト作成で使っている「Googleサイト」は、印刷して利用することがあまり想定されていないので、見づらい部分もあるかと思いますが、ご活用いただければ幸いです。